「恋愛期間中は男に夢を与え、本性を出すのは結婚式が終わってから」
自己啓発は積んでいくうちに完璧なものに近づく。1回より2回、2回より3回と自己啓発を積んでいけば器の大きな人間へと成長する。ヒステリックにならずに恋愛期間中は男に夢を与える。これを1年続ければ夢の与え方がだんだん上手になり、夢与えの達人になるだろう。そこまでいけば最初の頃の「恋愛期間中は男に夢を与える」能力と、達人になった「恋愛期間中は男に夢を与える」能力では天と地ほどの差がつく。最初の志しと最後の形で差をつけるのが自己啓発である。人は何度も何度も繰り返せば上手くなる。これは誰もが知っていること。
「本性を出すのは結婚式が終わってから」その本性は結婚式が終わってすぐに出すのではなく、頭を使いながら徐々に出していこうという作戦である。昨日結婚式が終わって今日本性出したのでは、それこそ成田離婚、自己啓発の意味が無い。自己啓発は結婚後も続けていくこと。続けながら徐々に自分のペースで本性を出していけばいい。自己啓発を重ねてきた秩序ある本性は、感情的に男とやり合って結婚生活を破壊するものではない。本性は女性のいい分、男性のいい分を取り入れて、だんだんと女性が理想とする結婚生活に近づけるためにある。言いたいことは素直に言えて、直すところは徐々に直していく、50年続ける豊かな結婚生活を構築するために本性は使うものである。
一割夢を与えれば、男はその女を一生大事にする。
一年間ネコをかぶりながら恋愛期間中に夢を与え、新婚生活の3年間ネコをかぶりながら結婚って楽しいという夢を与えれば、男はその後50年間女の尻に敷かれてもその女を手放さない。最初にたったの1割(4年~5年)夢を与えれば男はその女を一生愛する。ネコかぶりという表現が嫌なら、その間女優を演じればいい。